安全なプール遊びについて
おはようございます。
やっと梅雨の終わりも見えてきて、強烈な陽射しが降り注ぐ真夏の到来ですね。
夏といえば、水ですよね。お子さんを連れてプールに行く方々も多いのではないでしょうか。
このシーズンは水辺のセーフティについて話を依頼されることが多くなります。
水辺のセーフティと言っても、海や川、そしてプールでは全く違ってきますので、
その全てをご紹介するには長くなってしまうので、今回はプールのお話。
安全なプール遊びと言っても、水辺に安全はありませんから、「なるべく危険を回避するために」とでも言っておきましょうか。
一応、私スチュワートは、プールでのライフガード経験があり、プール安全管理責任者、及び水上安全法を取得しており、実務経験があります。その時に勉強したことや、その後のアップデートでの情報を基にお話ししますね。
【プールでの危険箇所】
①四隅が危ない
溺れた子供は、隅にいることが多いです。
監視員やガードは、隅は絶対見落としません。
②深い場所
プールは排水口などが設置されてますから、どうしても全て平坦とはなりません。
平坦に見えても、ある部分だけ少し深くなっている設計になっています。
ですから、深い部分があるので注意してください。
【浮き具について】
腕用の浮き具を使用している乳幼児をよく見かけますが、腕用の浮き具は過信しない方が得策です。
もちろん、どんな浮き具も危ないことには変わりないのですが、腕用の浮き具がすっぽりと抜けてしまっている子をよく見かけました。そして、この浮き具が抜けると、あとは静かに沈んでいくだけです。それは、一瞬です。
上記のような、足をすっぽり入れ込むタイプも注意が必要です。
紐付きを用意したんですが、これも注意です。
足を入れ込んで遊泳中、大人が紐を引っ張りますよね。
その時、後方で引っ張られているお子さんがどうなっているかわからないまま引っぱっていると、いつの間にか逆さまになっており、顔が水中に入っていて、足が水面から出ている、、なんて悲惨な状況もあります。
これを引っ張って使用すると、かなり不安定になるので、引っぱってあげている時は必ずお子さんから目を離さないでいましょう。
【必ず目で視る】
よく漫画やアニメなどでは、キャラクターが溺れる時、バシャバシャとしていますよね。
これはかなり稀なケースです。
ほとんどの場合、溺れる時は無音です。
また、水中でも静かに沈んでいます。
なので、「何かあったら聞こえるはず」は間違いです。
必ず、目で見て気にかけてあげていてくださいね。
まだまだたくさん、話したいことはあるのですが、
通常30分〜1時間程度のプレゼンになるので、ブログでは長編になってしまいます(笑)
まずはこの辺で、
楽しい夏を満喫してください。
Have a nice summer vacation!